今年もニュース、SNS、テレビ等で最低賃金1500円になるのはいつからかと話題になっています。
今回は現在(2024年7月)の47都道府県の最低賃金ランキングや1500円にはいつ到達するのか等の考察をしていきます。
47都道府県最低賃金ランキング(賃金上げ幅金額記載)
・1位 東京都 1113円 (+41円)
・2位 神奈川県 1112円 (+41円)
・3位 大阪府 1064円 (+41円)
・4位 埼玉県 1028円 (+41円)
・5位 愛知県 1027円 (+41円)
・6位 千葉県 1026円 (+42円)
・7位 京都府 1008円 (+40円)
・8位 兵庫県 1001円 (+41円)
・9位 静岡県 984円 (+40円)
・10位 三重県 973円 (+40円)
・11位 広島県 970円 (+40円)
・12位 滋賀県 967円 (+40円)
・13位 北海道 960円 (+40円)
・14位 栃木県 954円 (+41円)
・15位 茨城県 953円 (+42円)
・16位 岐阜県 950円 (+40円)
・17位 富山県 948円 (+40円)
・17位 長野県 948円 (+40円)
・19位 福岡県 941円 (+41円)
・20位 山梨県 938円 (+40円)
・21位 奈良県 936円 (+40円)
・22位 群馬県 935円 (+40円)
・23位 石川県 933円 (+42円)
・24位 岡山県 932円 (+40円)
・25位 福井県 931円 (+43円)
・25位 新潟県 931円 (+41円)
・27位 和歌山県 929円 (+40円)
・28位 山口県 928円 (+40円)
・29位 宮城県 923円 (+40円)
・30位 香川県 918円 (+40円)
・31位 島根県 904円 (+47円)
・32位 山形県 900円 (+46円)
・32位 福島県 900円 (+42円)
・32位 鳥取県 900円 (+46円)
・32位 佐賀県 900円 (+47円)
・36位 大分県 899円 (+45円)
・37位 青森県 898円 (+45円)
・37位 長崎県 898円 (+45円)
・37位 熊本県 898円 (+45円)
・40位 秋田県 897円 (+44円)
・40位 愛媛県 897円 (+44円)
・40位 高知県 897円 (+44円)
・40位 宮崎県 897円 (+44円)
・40位 鹿児島県 897円 (+44円)
・45位 徳島県 896円 (+41円)
・45位 沖縄県 896円 (+43円)
・47位 岩手県 893円 (+39円)
2023年に最低賃金が過去最高の上げ幅を記録しましたが、東京都と岩手県の差が220円、そして地域格差が目立ちますね。
2024年7月現在の全国平均時給は1004円に達しています。
2023年10月の賃上げの最高の上げ幅は佐賀県と島根県の47円です。
佐賀県は隣県の福岡県と時給の差が50円近くあった為、福岡に労働者が流失するという危機感がありました。
そう言った意見が労働者側から多数出た為に最高額の上げ幅になったと思われます。
最低の上げ幅は岩手県の39円です。
岩手県は今年、知事から労働局長へ賃金改正に向けての議論及び、引き上げ要請を行ったとの事ですので、間違いなく、次回賃上げの際は大幅な引き上げ額となり、全国最低の時給から脱するでしょう。
最低賃金(時給)の外国との比較
日本 1004円 韓国1130円
アメリカ 1156円 ドイツ 2120円
オーストラリア 2465円
日本の平均時給と諸外国の差は歴然としていますね!
ちなみにオーストラリアの最低賃金は世界一です。日本は時給を倍にしても届きません!
日本は国連からも賃金の低さを指摘されています。
最低賃金の平均水準が生活保護の水準を下回っており、同時に物価高で生活費が増大していることに懸念を表明されています。
まだまだ日本はその他の先進国に比べて低いです。
岸田総理曰く、2030年代半ばまでには平均賃金1500円を達成するという目標がありますが、随分先の事になりそうですね!
一年ごとに時給が50円ずつ上がれば、10年後には達成できますが、毎年賃上げもないだろうと考えて、私の予想では順調にいけば、2040年までには最低賃金1500円に到達するのではないかと考えています。
2040年代には諸外国との賃金格差が解消されていれば良いのですが…
ますます差が開いている予感がします。
順調に賃金が上がれば良いけど…
それに比例して税金や社会保険料が上がっていく。
日本は夢を見させてくれる国であってほしい!
まとめ
・47都道府県の最低賃金ランキング
・最低賃金、外国との比較
・最低時給平均1500円に到達する予想年
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